中高年になってくると段々と身体に問題が出てきます。
お肌の老化が進んだり、同じように生活していても太りやすくなったり、
髪の薄毛が気になりだしたり・・・と、様々なことに悩んでしまいます。
女性にとって深い悩みが増えてくるのが中高年の頃です。
そして、中高年の悩みの中で意外に多いのが加齢臭です。
もしかして加齢臭は男性特有のもの、なんて思っていませんか?
確かに加齢臭といえば男性を思い浮かべる人は少なくないはずです。
でも加齢臭は別に男性だけが持っている、悩みではありません。
女性の中にも加齢臭で悩んでいる人はたくさんいます。
そして、この加齢臭をどうにかしようと思って、
間違った対策を行っている人が結構います。
そんな方のために、今回は中高年の女性にありがちな、
間違った加齢臭の対策方法をご紹介します。
まず初めにお答えしますが、加齢臭は香水を使って誤魔化すことはできます。
臭いの種類によってはうまく隠せるので、
加齢臭対策に香水を使うのは決して間違いではないのです。
ただ、このときに注意するべきなのは「香水の原料」です。
香水の中には加齢臭と相性の悪いものがありまして、
もしそれを選ぶと加齢臭の嫌な臭いを隠すどころか、
混ざり合ってさらに臭いを強調させてしまいます。
香水選びはすごく重要ですので、気をつけて選ぶようにしなければいけません。
香水の原料によく使われるものに「ムスク」や「白檀」の香りがあります。
これは、加齢臭の原因であるノネナールの臭いをより強調してしまう、
相性の悪い香りで、加齢臭をさらに不快な臭いに変えてしまいます。
必ずこの原料が含まれていない香水を選ぶようにしてください。
香水を選ぶときには、
加齢臭の臭いと相性が良いものをよく探して選ぶことをオススメします。
自分の臭いは自分では麻痺して分からないこともあるので、
購入する前に実際に香水を身につけて、
家族の誰かにでも一旦嗅いで確めてもらってから購入すると安心です。
ここで注意しておきますが、
香水の働きはあくまでも『加齢臭を誤魔化すこと』のみです。
香水では臭いを元から断つことはできず、その場しのぎの対策です。
加齢臭の臭いを根本から対策したいのなら、別の方法を考えましょう。