妊娠をすると普段とは違う体の症状に非常に悩まされることがあります。
普段なら怒らないところでイライラしてしまったり、
異様に体がだるくなったり、
何故か分からないけれど落ち込みやすくなったり、
妊娠線が体にできてしまったり・・・など、
妊娠すると、様々な影響があなたを悩ませるでしょう。
けれど、それは決しておかしいことではありません。
妊娠中なら症状に差はあっても誰にでも起こることであり、
ママになるための準備期間中には避けては通れない道です。
ママになるための試練だと思って事前に受け止めておけば、
辛さは軽減されるでしょう。
このような症状が起こってもあまり悩み過ぎないようにしてください。
過度なストレスは妊婦さんの身体に影響しますので、気をつけましょう。
そして妊婦さんの最も代表的な妊娠中の悩みが「つわり」です。
吐き気や胃のむかつき、食欲が無くなかったりするのは、
この「つわり」の症状によるものです。
だいたい妊娠5週目辺りからこの症状が出始めて、
酷い人だと強烈な吐き気と戦うことになります。
そして「つわり」で気をつけないといけないのは臭いです。
つわりの時は嗅覚が非常に鋭くなり、
普段は気にならない周りの臭いに敏感になります。
嗅ぎなれたはずの部屋の臭いに吐き気を感じたり、
たばこやキッチンの臭いに気分が悪くなったりします。
いつもは感じない夫の「加齢臭」に強い嫌悪感を抱くのもこの頃です。
人によっては鼻が敏感になりすぎて、
夫が近寄ってくるだけでも吐いてしまうと悩んでいる人もいるでしょう。
一時期夫の臭いに耐え切れず、嫌いになってしまうという女性もいるほどです。
ずっとこの気持ちが続いていくのかと、
不安になってしまっている方もいるのではないでしょうか。
けれど、その不安に関しては、心配する必要はありません。
つわりが無くなると嗅覚が通常通りに戻っていきますので、
それほど不安がらないでください。
一時の我慢と思ってこの期間を乗り越えて、無事に出産をしましょう。
辛いつわりを乗り越えることができれば、元の生活が待っています。
できることなら、ストレス軽減のためにも、
つわりの症状のことを夫に相談して理解してもらうと、なお良いでしょう。