カラダから加齢臭がするだけでなく、顔からも嫌な臭いがする・・・。
女性の中には特にそう感じている人も多いようです。
加齢臭は、皮脂が多く分泌される場所で起こりやすいのですが、実は顔にも皮脂を分泌する皮脂腺が多く集まっている場所があるのです。
それは「Tゾーン」と呼ばれる部分であり、顔の加齢臭は主にその「Tゾーン」から発生しています。
「Tゾーン」とはその名のとおり、おでこから鼻のライン(これを結ぶとアルファベットのTになる部分)のこと。
この「Tゾーン」について、あなたは『テカリ』が気になったことありませんか?
「Tゾーン」のテカリが気になる女性が多いのは、「Tゾーン」には皮脂腺が多く存在するため、皮脂の分泌量がほかの部分に比べて多くなるからです。
また、「Tゾーン」以外にも、化粧崩れがしやすいと感じる場所はその多くが皮脂の分泌量が多い場所です。そのような場所は加齢臭も発生しやすくなるため注意が必要です。
顔の加齢臭対策は洗顔がもっとも大切
顔の加齢臭対策でもっとも大切なのは『洗顔』です。
ただ、皮脂を落としたいからと、たくさん洗顔すればよいという訳ではありません。以下で正しい洗顔の方法と注意点をご紹介しますので参考にしてみてくださいね。
正しい洗顔の方法と注意点

1 洗顔剤を塗布する前には「ぬるま湯」で顔を流す
まず、洗顔剤(石鹸でも洗顔フォームでも可)を顔に塗布する前に、ぬるま湯で一度顔を流します。
これをするのは、毛穴の汚れが落ちやすくなるためです。
もし時間があるなら、スチームを当てるとさらに効果的です。
スチームは、お風呂の蒸気でも代用できますので、まずはお風呂場で毛穴を開いてから洗顔するとよいでしょう。
2 洗顔フォームや石鹸をするときは「きめ細かい泡」で使用する
洗顔フォームや石鹸を使用するときは、きめ細かい泡を立てて使用するように心がけましょう。泡が粗いと毛穴に詰まった皮脂が落ちづらく、また、肌を荒らしてしまう原因にもなります。
洗顔は「泡で包み込むように」することが大切です。指と顔の皮膚が触れないように、たっぷりの泡で洗顔するようにしてくださいね。
3 洗い流すときはゴシゴシ洗わないこと
最後はしっかりと洗い流します。ただ、決してゴシゴシと洗わないように注意してください。
洗顔料が顔に残っていると、これもまた加齢臭の原因となります。やさしく、でも顔に残らないようにしっかりと洗い流すようにしましょう。
4 洗顔が終わったら清潔なタオルでやさしくタオルオフする
顔を拭くタオルは清潔なものを用意しましょう。
そして、水滴をタオルに吸い込ませるように、やさしくタオルオフします。
まとめ
実は、顔は化粧汚れや常に紫外線にさらされている場所であるため、加齢臭も発生しやすい場所です。
正しい洗顔をすることで、加齢臭の予防改善が可能となりますので、ぜひ今回のポイントを参考にしてみてくださいね。